BCG Digital Venturesで育児動画メディアBabilyを作ってその会社に転職しました


いわゆる退職エントリです。

タイトルでほぼ言ってしまった感はありますが、在籍していたBCG Digital Venturesのプロジェクトで作った会社にそのまま転職しました。少し前ですが、9月1日からOnedot株式会社でCCOとして働いてます。

本日プレスリリースを出しました。

ユニ・チャームとBCG Digital Venturesが出資する(※1)育児動画メディア「Babily」が中国で合計200万ユーザーを突破
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000029343.html

BCGDVは、0→1の事業作りがミッションですが、去年の7月位から中国に行ったり来たりしてプロトタイプを作ったり事業検討を重ねた結果、ユニ・チャームとBCGDVでジョイント・ベンチャーを設立する流れとなりました。

そのまま、BCGDVに在籍して、別プロジェクトの事業開発をする選択肢もあったのですが

・ 自分が立ち上げに関わったサービスの成長まで関わりたい
・ 大企業 × スタートアップ環境で成果を出して世の中に増やしたい
・ 中国市場へのチャレンジも面白そうだし、仕事が楽しい

と言うのが主な転職理由です。

1周年記念の時の写真

BCGDVには、約1年半在籍しましたが、本当にあっという間でした。

入社してからは、東京拠点のオフィス探しから始まり様々なプロジェクトに関わらせてもらいました。ビジネスとクリエイティブが融合する稀有な組織で、グローバル含め魅力的な人が多く色々なことを学ばせてもらいました。

世界唯一の「デジタル商社」なんて言われたりもしますが、クライアントや職種の壁が無く、頼りになる仲間が揃っていて、とにかく刺激的で勉強させてもらいました。

笑顔で送り出してくれた会社や関係者のみなさまには感謝しかありません。
ありがとうございます。めちゃ楽しかったです。

Onedotと言う会社について

Onedotは、ユニ・チャームとBCG Digital Venturesの出資で作ったスタートアップです。
育児ノウハウの動画バイラルメディア『Babily』を展開していきます。

https://www.instagram.com/babilyjp/

CEOの鳥巣さんは上海駐在で、僕は中目黒の東京オフィスで企画〜動画制作、日本でのサービス運営を担当しています。

日本版はまだ始めたばかりですが、協業のお話や、立ち上げメンバーを募集していますので、動画・グローバル・育児のキーワードに興味ある方はぜひお声がけいただけると嬉しいです。
東京のフルタイムスタッフは2名でスタートアップらしく泥臭くやっております。

デザイン思考で、事業、会社立ち上げまで実行した事例は日本ではまだ少ないと思いますので、この話はまたどこかでできればと思います。

中国ITとデザイン思考にはかなり詳しくなりました。

オフィスは子連れ出社もOKですし、リモートで働きたいママも大歓迎です。

デザイナーのキャリアを切り開きたい

そして、個人的な想いとして、スタートアップにデザイン役員を増やして業界の底上げをしたい想いを持っています。

UXデザインやデザイン思考というワードが盛り上がる一方で、足元がおぼつかずデザイナー給料が安く若手が増えない問題、ロールモデル不在で職種マネージャ以上のキャリアが少ない、デザイナーニーズは高いが、採用マッチングせずに現場のデザイナーは忙殺されている現場も少なくないです。

僕自身、予算や人事権、意思決定の裁量を持つ前とあとでは、仕事のスタイルや実現スピードが変わった実感があります。

最近だと深津さんが、ピースオブケイクのCXOに就任されたりして話題になりましたが、これからは経営 × デザインのロールモデルを模索して行きたいと思います。

・ CDOを増やしてデザインファーストの開発文化を啓蒙したい
・ CTO文化同様に技術的な知見をオープン化したい
・ スタートアップに挑戦するデザイナーを増やしたい

何事も実行するのが大事だと思うので、先日CDO Nightというイベントを開催してみました。

イベントで若手と話してたら優秀すぎて未来は安泰だなと思いましたが、刺激も受けたのでまた頑張りたいと思いました。

新しい働き方を模索するためにデザイン会社も作ってみました

兼業可能にしてもらったので、株式会社Basecampと言うデザインコンサル会社を作りました。
デザイン × 経営やスタートアップのデザイン、サービス開発で困った事があればぜひご相談ください

これからも頑張ります。
よろしくお願いいたします。

坪田 朋

 

上海の自転車シェアリングサービスが便利すぎる件


上海生活も一ヶ月が過ぎてだいぶ慣れてきました。
中国語は、ニイハオとシェイシェイしか喋れませんが、アプリが充実してるお陰で快適に過ごせています。

中国で生活するために欠かせないサービスがいくつかあるのですが、特に自転車シェアリングサービスがお気に入りで、使った感想を書いてみました。中国のバイクシェアリング戦争激化についてはこの辺の記事が参考になります。

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シンプルなUIを実現するためにできること


僕は、シンプルで使いやすいデザインが好きだ。
多くのデザイナーも同じ考えだと思うけど、積み上げられた意見を反映した結果、シンプルとかけ離れたデザインになる事も多い。

デザインやディレクションを仕事にしていると、例えば

  • チームメンバー、同僚デザイナーからのインプットが多く、絞り込めず納得感を持たせるためにやむをえず盛ってしまう
  • 終盤で仕様漏れが発覚し、初期設計からズレるが時間が無く暫定対応になる
  • 偉い人の指摘で抜本見直しが必要だがスケジュールは変わらず中途半端になる

一度くらいこんな経験をしたことがあると思う。

後出しで要件が追加されると2歩後退してやり直すか、時間の猶予が無いと暫定的な突貫対応になるため本来の実力が出せず不本意な結果になる事も多い。
そのため、僕の場合は、予め情報を集める事に力を注ぎ、後々破綻しないディレクションをするように心がけている。

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UXデザインについて再考してみた


UX_Design

先日『意味不明なことばかり言ってるUXデザイナー達の代わりに「UXデザインとは何か」を端的に説明しよう』と言う記事がバズってた。

でもね、世に言う「UXマン」っているじゃないですか。

いかにも自分は上流工程だと言わんばかりに様々なフレームワークや聞こえはいい理論を振りかざしているにも関わらず、自分では手を動かしてモノをつくらないし、いざつくってもらったらアチャーなアウトプットだす人たち。

hajipion.comより

僕は、モノづくりに従事している人間なら「アウトプットで語れ」という哲学を持っていて、Twitter上で同意する考えをコメントした所、数名から辛辣すぎると言う意見をもらったので、もう考えを少し補足してみました。

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UXデザインを学んだその先にあるモノ


いつからか、UXという言葉をあまり使わなくなった。

UXと言う単語だけ切り出すと言葉の定義が曖昧で、開発現場で建設的な議論がしにくいというのもあるんだけど、現場のデザイナーや開発者がごく当たり前に考えている内容と同じ事でも、UXデザインのプロセスを通ると「これからUXデザイン手法で検証した、すごい結果をお話しますよ」と大層な話になってる事もしばしばある。

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